マロングラッセ
秋になると栗の季節がやってきてスーパーでも見かけるようになりました。今までは北海道でよく食べていた六花亭の栗きんとんを懐かしく思い出し自作していたのですが、マロングラッセはチョコレート屋さんやパティスリーで味比べと称し一個ずつ買って大事に食べていました。一粒3から4ユーロしてましたから高級品です。で自分で作ったらどうなるんだろうと。スイスにきてから自作熱は高まっていていろいろ情報収集しています。
作るには鬼皮と渋皮をとり、実をガーゼで一つずつくるんでゆでていきます。柔らかくなったら砂糖を加え加熱。それから毎日砂糖を加えて加熱しては冷まし、繰り返していって砂糖が結晶化してきたら網にのせて乾燥させ完成となります。
結晶化するまで5日砂糖追加を繰り返し、できあがりまで一週間かかりました。自分用なのでガーゼもないし包んだりもしなかったのですが、そもそも渋皮とった時点で虫食いも多く、崩さずにできたのはほんの3つ。
今まで栗を買ってきてここまで虫食いなどでよけたのは初めて。手間がかかるし二回目はないなぁ。できるということはわかったのでまた食べきったら考えよう。味はおいしかったです。